研究代表:松 元 亮 治  [千葉大学大学院理学研究科・教授]

研究
目的
  1. 様々な天体現象で重要になる輻射と磁気流体の相互作用をシミュレートする 輻射磁気流体コードの並列効率を高め、超並列計算機を用いた宇宙現象の大規模 シミュレーションに適用すること

  2. 輻射の時間スケールが系の力学的タイムスケールに比べて短い現象では輻射 場の計算に陰解法を用いるため、大規模な連立方程式を解く必要がある。この部分 の並列性能向上をはかり、1000コア以上を用いた場合でもコア数に比例する性能 向上が得られるようにすること

  3. 空間スケールが大きく変化する宇宙現象を、多層格子法、適合格子細分化法 (AMR法)を用いてシミュレートする際の輻射場の陰的解法を改良し、並列効率を 高めること


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