研究代表:松 元 亮 治  [千葉大学大学院理学研究科・教授]

研究
目的
  1. マルチコアCPUを搭載した並列計算機の性能を最高度に発揮することので きる磁気流体シミュレータを開発・公開すること

  2. このシミュレータを国立天文台に新たに導入されるスカラー並列計算機に実 装して輻射を考慮した降着円盤の3次元磁気流体数値実験を実施し、降着天体 の時間変動、状態遷移、ジェット形成機構を解明すること

  3. シミュレーション結果をもとに各種観測装置で観測される輻射強度分布、輻 射スペクトルとその時間変動を計算する観測的可視化ツールを整備し、観測結 果との比較を通して降着天体の特性(質量、スピン、降着円盤の密度・温度分 布等)を明らかにしていくこと


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