解説

星は一酸化炭素などの分子輝線によって観測されるガス雲(分子雲)の中で、 星間ガスが自己重力収縮することにより形成されると考えられています。 一様に磁場があるとき、どのように重力収縮していくか見てみましょう。

	[初期条件] 一様磁場がy方向に走っている一様密度の領域に10パーセントのゆらぎを 与え、その後の進化を見てみます。 図において、色は密度、矢印は速度、線は磁力線を表します。
	[進化段階] 密度が周囲より濃くなった部分は重力によって周囲のガスを集め、密度を 高くしていきます。 密度が濃くなるにつれて重力が強くなるため、進化は加速します。 磁場があるため、ものは磁場にそって主に収縮し、円盤を形成します。 密度は水色、緑、黄緑、黄、橙、赤とだんだん濃くなっています。