シミュレーション環境
基礎方程式
2.5次元MHD方程式(抵抗有, ただしconduction無し)
Modified-Lax-Wendroff法
初期条件, 境界条件, 抵抗モデル
初期条件
初期条件は基本をcans2d/md_recon3の初期値とし、beta=0.1、eta=0.1、等温等密度、メッシュ数105*207、Box sizeを10*40とした
計算領域は、2次元でxy平面とする(2.5次元とは、Vz≠0, Bz≠0, d/dz=0の意)
境界条件
左右は対称境界、上下は周期境界
抵抗モデル
基本は、cans2d/md_recon(または md_recon3) の初期条件
cans2d/md_recon(または md_recon3)は
Yokoyama, T., & Shibata, K., 1997,ApJ,474,L61 と同じ抵抗モデル
一様な抵抗を与える
参考論文
Ugai, M. and Tsuda, T.,J. Plasma Phys. 17, 337 (1977)
世界最初のリコネクションのMHD数値シミュレーション
Petschek, H. and Thorne, R. M.,ApJ 147, 1157 (1967)
非対称リコネクションの解析的取扱い
Ugai, M.,Phys. Plasma, 7, 867 (2000)
非対称リコネクションのMHDシミュレーション
シミュレーション方法
xy平面上に反平行に設定された磁場に対し、少しずつ傾きを与える
以下に、傾きを与えられたときの磁場の様子を示す。
解析のポイント
対称な場合に比べて、どれだけ変わるか?
リコネクションによって発生した Afven wave energy flux はどれくらいか?
slow model energy flux と比べてどれくらいか?