クーリングの強さによる依存性

円盤のクーリング開始時間 T=5,10 について、
クーリングの強さ(tau0) を変えて計算を行ったときの
質量降着率、ジェットの質量放出率の違いの比較。


・T=5 のとき

質量降着率                   ジェットの質量放出率

横軸:時間、縦軸:質量降着率
青線: tau0 = 10
赤線: tau0 = 50
緑線: tau0 = 100
横軸:時間、縦軸:質量放出率
青線: tau0 = 10
赤線: tau0 = 50
緑線: tau0 = 100
accrate5.jpg outrate5.jpg

クーリングが大きい tau0=50 の方が小さい tau0=10 に比べて早い時間で
急激な質量放出率の増大が見られる。
tau=100 では tau=50 同様の質量降着率の落ち込み、tau=50 でみられた
急激な質量放出率の増大前のわずかな増大が見られたが、それ以降の
計算が非常に時間がかかりストップさせた。→ クーラン定数による?

・T=10のとき

質量降着率                   ジェットの質量放出率

横軸:時間、縦軸:質量降着率
緑線: tau0 = 10
赤線: tau0 = 50
横軸:時間、縦軸:質量放出率
緑線: tau0 = 10
赤線: tau0 = 50
accrate10.jpg outrate10.jpg

両方とも同じようなプロファイルを持ち質量放出率は一度高くなってからさがるが、
クーリングが大きいと小さい場合に比べそれが早くおこる。