天体降着流の遷音速定常解

             村上 貴哉 (宇宙物理研究室)

1.はじめに

    ・天体降着流について

      星形成

     

              

      ブラックホール

 

         ・降着物質が角運動量を持つと、円盤状降着になる

 

    

 

 

2.モデルと基礎方程式

    ・仮定

      球対称、等温ガス

・方程式        連続の式;

       運動方程式;

      定常性を仮定すると

       連続の式;

       運動方程式;

 

 

3.定常解

     一般相対論の効果を含めないとき

       一定

  

 

4.一般相対論の効果

・仮定       

 

・単位系         

 

 基礎方程式       

      

 

 上の2式から

       、

 

     ここで

      

      

      

 

 

5.計算方法

    ・シューティング法

     1)r=routでvを与えて、うち向きに積分する。

     2)クリティカルポイントを通るようにvを調整する

 

 

6.結果

 

  

7.まとめ

    ・等温のガスがブラックホールへ球対称降着するときの定常解が求まった。

・シューテング法を使うことで、音速点を通って落下する遷音速解が

 求まった。

    ・rの小さい部分で、相対論の効果がみられた。