銀河衝突のシミュレーションプログラムの説明


  1. 質量比が 1 : 0.3 のふたつの銀河の衝突を、各銀河の質量は 中心に集中していて中心のまわりを回転する粒子の質量は無視 できるものとしてシミュレートするプログラムである。

  2. 粒子数をNとし、各銀河は中心を回転するN/2個の粒子からなる ものとした。ただし、N=400 に固定している。

  3. 最初の for 文によって1番目の銀河中心のまわりを回転する粒子を リング状に配置し、2番目の for 文によって2番目の銀河中心のまわりを 回転する粒子をリング状に配置している。リングの個数は10個とし、 各リングに20個の粒子があるものとした。

  4. 時刻0からtmaxまで、時間きざみdtで各銀河中心の位置と速度、 各粒子の位置と速度をルンゲクッタ法によって更新している。

  5. 最後に、銀河中心の座標と各粒子の座標を標準出力装置に出力 する。